1/22(日)は星読みライブラリーvol.4の開催でした。
極寒の都内のカフェで、一人反省会をしながら
この投稿を書いています。
今回のテーマは「2023年のギフトと試練」です。
「今年のテーマ」を読み解く時には、
トランジットの外惑星が、
どのハウスに滞在するかをみていきます。
なかでも、トランジット土星の滞在するハウスは
最もテーマとして顕在化しやすい傾向があります。
そのため今回は、参加者に皆さんのチャートを見ながら
トランジット土星のハウスを読み解いていきました。
占星術では「今年の運勢」を見るための
テクニックが、いくつも存在するのです。
そのいくつものテクニックの中で、
今回は「ソーラーサイン・ハウスシステム」を使いました。
複数ある時期読みの中で、
「なぜこの手法を使ったの?」
「他のテクニックとどう違うの?」
「どれが正しいの?」
そんな疑問がでてくる人も多いかと思います。
しかし、面白いことに、占星術には正解はないのです。
「何が正しいのか」判断をしないのが占星術です。
私自身も勉強をはじめた頃には、
占星術のファジーな感じに戸惑ったものです。
しかし今では「正解がないのが正解」
と思えるようになりました。
また、例えば「石井さんは、こー書いてありました」
「しいたけさんは、あー言っていました」
「どれがあっているのでしょう?」
という質問を時々受けることもありますが、
答えはもちろん「どれも正解です」です。
占星術は世界の捉え方を教えてくれます。
捉え方の原理原則は普遍的で変わりません。
しかし、伝え手には個性がありますので、
同じビジョンを伝える時にも、
個性らではのアレンジがされます。
誰が正しいというより
どのアレンジ(視点、立ち位置、考え方)に
共感を感じるかでしょう。
あるいは、どの視点と縁があるかでしょうか。
実際の会の中では、
土星のテーマをハウスの中に見出しながら
試練とギフトという視点でお伝えしました。
また、トランジットの土星に限らず、
大きな特色が出ている方には、
他の外惑星の情報もお伝えしました。
(例えば、二度目のサターンリターン、
天王星オポジション、冥王星トラインなど、
多くの人が大事な年を迎えていました)
そもそも2023年という時代は、
「何が正解で、何が不正解なのかわからない時代」です。
そのため、皆さんが生きる世界の中にも
葛藤や揺らぎ、迷いが大きくなりやすいものがあります。
そうした世界を見つめる時の意識のあり方や方向性の
ヒントとなったのであれば幸いです。
次回の星読みライブラリーvol.5は3/19(日)を予定しています。
テーマと予約のご案内は近いうちに投稿します。
東海 豊
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